一般的にはホールコンピューター(ホルコン)は統計情報の収集のみを行い、ホルコン側から各パチンコ台をコントロールする機能は持たないとされていますが、実際にはホルコン(サーバ)が大当たり回数や大当たりの発生をコントロールし、新台やいわゆるイベント機に当たりを集中させたり、ホールが赤字とならないように出玉の総数をコントロールしているのではないかと思われます。実際にパチンコ業界の関係者によるホルコンの存在を示唆する発言も見受けられます。筆者はある大手パチンコホール企業の幹部と話をする機会があったのですが、その際「パチンコはジグザグに当たり台を出すと全体的に当たっているように見える」と発言しておりました。つまり、裏を返せば「ジグザグに当たり台を設定することが可能」ということに他なりません。
パチンコ店やメーカーがいうように大当たりの確率が完全抽選であれば、新店オープン時や新台導入時には当たりが集中するという現象は説明できません。また逆に、特定の日が出にくい(例えば日曜日は出ない、など)についてはどうでしょうか。釘によって調整しているという説明が時折ありますが、かなり苦しい弁解だと言えます。
またパチンコ台がホルコンにより操作をうけず完全抽選であれば何を根拠にイベントを企画しているのか、わからなくなります(もっとも、イベント規制により、イベント自体が減少傾向にありますし、イベントといえども実質普段と何も変わっていない、ということもよくありますが、この件については別の機会に触れたいと思います)。
ホルコンは出玉を制御し、ホルコンの設定でその日の営業収支を調整するのが基本的な役割です。ホルコンで出る台と出ない台を、分けています。
釘などで調整するより、正確で、また時間帯により大当たりの確率を変化させることが可能だからです。1日中当たりの出ない、いわゆる「回収台」は5台中、1台あるかないかといったところで、大抵はホルコンの操作により各台に当たり回数やハマる時間帯が配分されています。また、「爆発台」がシマの中にあれば他の台は徹底的に出さないように調整されていることが多いです。
言い換えれば、ホルコンを使用している店では、台の表面(釘など)からは良し悪しがほとんど判別不能になっているともいえます。
最近、一部のパチンコ店のホルコンでは、顔認証などで自動で判断して調節する機能が備えられてきていると、いわれます。噂では顔データと、その人の初来店以来の通算投入額および出玉数が紐付けられているとのことです。ただし、これに関しては筆者はあまり考える必要がないと考えております。なぜなら顔認証を避けるために頻繁にホールを変えていたのでは各ホールのクセを読むことができませんし、出玉数を把握されていようがいまいが、打ち方自体が変わるということはないからです。すなわち不調台は早く見切りを付け、連チャン後のヤメ時を誤らないという2点に尽きます。
ホルコンが出る台と出ない台を分けている可能性が高い以上、ユーザーは台を攻略するよりも、ホルコンを攻略することが重要となります。













